2014年 06月 22日
キャバ嬢の社会学 |
大学に来てから、職業柄か、何となく研究探究心が強くなったような気がしている。自分の専門は電子情報工学であるが、社会学にも結構関心が湧いてくるのが不思議だ。社会学と言えば、人間社会の営みを研究するものである。
人間社会の営みといえば、やはり大きくお金が動く分野がまず注目される。国家を支えるような産業分野は研究がさかんなので置いておくとして、興味が湧くのは娯楽産業である。あまりに怪しげなものは除くとして、きちんと管理がなされている代表的な娯楽産業の市場規模は、パチンコ:19兆円、競馬:2兆円、ゴルフ1.7兆円、キャバクラ:1兆円、カラオケ:4千億円となっている。
キャバクラには1兆円の市場規模があるのだから、当然、学術的な調査・研究論文があってもよさそうに思うのだが、案外と見あたらないようだ。(それほど本気で調べた訳でもないが)
そうした中で、京都大学の社会学の女子大生(北条かやさん)が、修士論文のテーマに「キャバクラ嬢」を選んで、論文を書くために実際にキャバ嬢になってみてその体験記を書いたという『キャバ嬢の社会学』という、大変面白い本が、最近出版された。
私も、カラオケとキャバクラは嫌いではないので、京大の大学院生が修論テーマに選んだということに大変興味をひかれた。
キャバクラというのは実に不思議な存在である。知らない人がいだくであろう風俗産業のイメージとは実態はかなり異なっている。強いて言えば、心の癒しの産業とでも言ってよいのではないかと思われる。(実際に行ってみると予想外の健全ムードに驚く。)
その内容を説明するのは、私の堅いブログにはあまり向いてはいないので、ご興味のある方は、ぜひ、上記の本を読んでみてください。なお、週刊文春にも紹介記事が載っているのでご参考までに。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3924
あと、もう1冊の方の本に書いてあったのだが、あるIT企業の社長の言葉として、「よい秘書を雇いたいと思ったら、公募で適任者を苦労して捜すより、No1のキャバ嬢を雇うほうが早い。」 という言葉があった。人気のキャバ嬢というのは、対人関係に長けた気配りのある賢い接客のプロでもあるのだ。このIT企業社長の言葉にはなるほどと思った。(大企業では無理だろうけれど)
人間社会の営みといえば、やはり大きくお金が動く分野がまず注目される。国家を支えるような産業分野は研究がさかんなので置いておくとして、興味が湧くのは娯楽産業である。あまりに怪しげなものは除くとして、きちんと管理がなされている代表的な娯楽産業の市場規模は、パチンコ:19兆円、競馬:2兆円、ゴルフ1.7兆円、キャバクラ:1兆円、カラオケ:4千億円となっている。
キャバクラには1兆円の市場規模があるのだから、当然、学術的な調査・研究論文があってもよさそうに思うのだが、案外と見あたらないようだ。(それほど本気で調べた訳でもないが)
そうした中で、京都大学の社会学の女子大生(北条かやさん)が、修士論文のテーマに「キャバクラ嬢」を選んで、論文を書くために実際にキャバ嬢になってみてその体験記を書いたという『キャバ嬢の社会学』という、大変面白い本が、最近出版された。
私も、カラオケとキャバクラは嫌いではないので、京大の大学院生が修論テーマに選んだということに大変興味をひかれた。
キャバクラというのは実に不思議な存在である。知らない人がいだくであろう風俗産業のイメージとは実態はかなり異なっている。強いて言えば、心の癒しの産業とでも言ってよいのではないかと思われる。(実際に行ってみると予想外の健全ムードに驚く。)
その内容を説明するのは、私の堅いブログにはあまり向いてはいないので、ご興味のある方は、ぜひ、上記の本を読んでみてください。なお、週刊文春にも紹介記事が載っているのでご参考までに。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3924
あと、もう1冊の方の本に書いてあったのだが、あるIT企業の社長の言葉として、「よい秘書を雇いたいと思ったら、公募で適任者を苦労して捜すより、No1のキャバ嬢を雇うほうが早い。」 という言葉があった。人気のキャバ嬢というのは、対人関係に長けた気配りのある賢い接客のプロでもあるのだ。このIT企業社長の言葉にはなるほどと思った。(大企業では無理だろうけれど)
by sakuraimac
| 2014-06-22 22:38
| 娯楽・趣味
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