2011年 07月 11日
名古屋 |
名古屋に来てから5年になる。特に不自由も不満もなく毎日を過ごしているが、先日、たまたま「名古屋のオキテ:中澤天童著」なる本を見つけて読んでみたら、中々面白かったので、内容の一部を紹介してみたい。(以下の点線ワク内はこの本の抜粋であり、私の意見ではないので誤解のなきようお願いいたします。)
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1.ナゴヤ人は冒険を好まない: NHKの調査でも「おだやかで変化のない生活がしたいと思う」人が全国一多い。夢多き人、冒険を好む人、他人と違う人生を歩みたい人、周囲の目から自由でいたい人には、ナゴヤはあまり居心地のよいところではない。
2.ナゴヤは横並びの社会である: 何でもみんなと一緒という付き合い方が当たり前となっている。人より抜きんでろと言われてもどうしてよいか分からないが、同じレベルで競争することは誰にもひけをとらない。とにかく隣近所には負けたくない、先を越されたくない、と皆その一心で行動する。
3.ナゴヤでは出る杭は引っこ抜かれる: ナゴヤではいい意味でも悪い意味でも目立ったものは疎んじられる。出る杭は打たれるくらいでは済まず引っこ抜かれる。自分の意見はできるだけ言わず、周囲の情勢が確立してから初めて自分の態度を決める。
4.ナゴヤ人は自分が何をしたいのか分からない人が多い: 自分が将来あるいは今何をしたいのかが掴めず、ただ息をしてボンヤリ生きている。目の前の楽しいこと、面白そうなことには飛びついてみて、あとのことはその場でまた考える。
5.ナゴヤ人は東京ブランドにめっぽう弱い: 博多や仙台の人達は結構アカ抜けていてそれなりのオリジナリティがあるのに、ナゴヤの若者は着ているものから髪型、行動様式まですべてそっくりそのまま東京のコピーである。(そういえばAKB48のコピーができたのも名古屋が一番早かった・・・)
6.ナゴヤは偉大なる田舎である: 衣食住遊がすべて揃った自己完結形の街なので、誰も出ていく必要もなく出ていこうとは思わない。外から支配された歴史もなく、よそ者もよせつけないので、土着の習慣やマインドがそのまま残っている。これは、幕末・維新の尾張藩のころからの伝統でもある。
7.ナゴヤ人は借金をしない: とにかく散財を慎み貯蓄に励む。若者にも反映していて、彼らはほとんどカードを持とうとしない。ビジネスにおいても同じで、愛知県下に本社を置く企業150社のうち60社が無借金経営である。
8.ナゴヤ人はウワサ好き: ウワサが広がるのが異常に早い。だから絶対に抜け駆けはできない。他県から移住してきた人は近所での情報が広がる早さにビックリする。
9.ナゴヤの女と男: ナゴヤの女は頑固で“ゴメンネ”とは絶対に言わない。反対にナゴヤの男は優しすぎて、すぐ折れる。
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こうして、書き出してみると、名古屋は私の性には結構合っているようで、大学という狭い世界ではあるが、自分がしごく快適に過ごせている理由の一端が分かったような気がした。(教師としては学生に対して、「青年よ、大志をいだけ!」と言わねばならない立場なので、こういう発言は慎まねばならないのかもしれないが・・・)
ところで、名古屋は中々すごいところでもある。人口規模としては、東京、横浜、大阪につぐ日本第4の大都市であるし、工業製品の出荷額では、京浜工業地帯、阪神工業地帯を押さえて日本一となっている中京工業地帯の中心都市である。
古くは、織田信長、豊臣秀吉から始まり、世界一のトヨタ自動車、ノーベル賞受賞者の利根川進、益川敏英と小林誠、昨年優勝した名古屋グランパスに中日ドラゴンズ、スケートの浅田真央、安藤美姫、村上佳菜子、小塚崇彦、と有名どころが並ぶ。
変に力まずにさりげなく一番になってしまうところが、おっとりとした名古屋の魅力なのかなとも思う。
政治の分野では、あまり有名人はいないようであるが、およそ名古屋人らしからぬ河村たかし市長には、ちょっとばかり期待している。
なお、冒頭の本の著者は、全国の県民性と比較してみても、名古屋は際立って変な街だ、とも述べている。私は別にそれでよいと思うのだが、そんなに変な街なのであれば、もう少し自分でも名古屋を研究してみる価値があるのかなとも思った。
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1.ナゴヤ人は冒険を好まない: NHKの調査でも「おだやかで変化のない生活がしたいと思う」人が全国一多い。夢多き人、冒険を好む人、他人と違う人生を歩みたい人、周囲の目から自由でいたい人には、ナゴヤはあまり居心地のよいところではない。
2.ナゴヤは横並びの社会である: 何でもみんなと一緒という付き合い方が当たり前となっている。人より抜きんでろと言われてもどうしてよいか分からないが、同じレベルで競争することは誰にもひけをとらない。とにかく隣近所には負けたくない、先を越されたくない、と皆その一心で行動する。
3.ナゴヤでは出る杭は引っこ抜かれる: ナゴヤではいい意味でも悪い意味でも目立ったものは疎んじられる。出る杭は打たれるくらいでは済まず引っこ抜かれる。自分の意見はできるだけ言わず、周囲の情勢が確立してから初めて自分の態度を決める。
4.ナゴヤ人は自分が何をしたいのか分からない人が多い: 自分が将来あるいは今何をしたいのかが掴めず、ただ息をしてボンヤリ生きている。目の前の楽しいこと、面白そうなことには飛びついてみて、あとのことはその場でまた考える。
5.ナゴヤ人は東京ブランドにめっぽう弱い: 博多や仙台の人達は結構アカ抜けていてそれなりのオリジナリティがあるのに、ナゴヤの若者は着ているものから髪型、行動様式まですべてそっくりそのまま東京のコピーである。(そういえばAKB48のコピーができたのも名古屋が一番早かった・・・)
6.ナゴヤは偉大なる田舎である: 衣食住遊がすべて揃った自己完結形の街なので、誰も出ていく必要もなく出ていこうとは思わない。外から支配された歴史もなく、よそ者もよせつけないので、土着の習慣やマインドがそのまま残っている。これは、幕末・維新の尾張藩のころからの伝統でもある。
7.ナゴヤ人は借金をしない: とにかく散財を慎み貯蓄に励む。若者にも反映していて、彼らはほとんどカードを持とうとしない。ビジネスにおいても同じで、愛知県下に本社を置く企業150社のうち60社が無借金経営である。
8.ナゴヤ人はウワサ好き: ウワサが広がるのが異常に早い。だから絶対に抜け駆けはできない。他県から移住してきた人は近所での情報が広がる早さにビックリする。
9.ナゴヤの女と男: ナゴヤの女は頑固で“ゴメンネ”とは絶対に言わない。反対にナゴヤの男は優しすぎて、すぐ折れる。
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こうして、書き出してみると、名古屋は私の性には結構合っているようで、大学という狭い世界ではあるが、自分がしごく快適に過ごせている理由の一端が分かったような気がした。(教師としては学生に対して、「青年よ、大志をいだけ!」と言わねばならない立場なので、こういう発言は慎まねばならないのかもしれないが・・・)
ところで、名古屋は中々すごいところでもある。人口規模としては、東京、横浜、大阪につぐ日本第4の大都市であるし、工業製品の出荷額では、京浜工業地帯、阪神工業地帯を押さえて日本一となっている中京工業地帯の中心都市である。
古くは、織田信長、豊臣秀吉から始まり、世界一のトヨタ自動車、ノーベル賞受賞者の利根川進、益川敏英と小林誠、昨年優勝した名古屋グランパスに中日ドラゴンズ、スケートの浅田真央、安藤美姫、村上佳菜子、小塚崇彦、と有名どころが並ぶ。
変に力まずにさりげなく一番になってしまうところが、おっとりとした名古屋の魅力なのかなとも思う。
政治の分野では、あまり有名人はいないようであるが、およそ名古屋人らしからぬ河村たかし市長には、ちょっとばかり期待している。
なお、冒頭の本の著者は、全国の県民性と比較してみても、名古屋は際立って変な街だ、とも述べている。私は別にそれでよいと思うのだが、そんなに変な街なのであれば、もう少し自分でも名古屋を研究してみる価値があるのかなとも思った。
by sakuraimac
| 2011-07-11 19:32
| 社会
|
Comments(5)
就活で自己分析をしたときに、自分が企業に求められている人材とは程遠いことにショックを受けましたが、どうやら僕は平均的な名古屋人だったようです。
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泥棒さんへ、
ショックが緩和されたとしたら結構ですが、平均的なところから、少しでも上に行くよう、がんばってください。
ショックが緩和されたとしたら結構ですが、平均的なところから、少しでも上に行くよう、がんばってください。
4番の名古屋人は何がしたいのか分からない,という文が特に合致してしまいました.将来,といってもどこまで未来のことなのかは人次第なのでしょうが・・・自分としては,10 年後何をしていたいのか,この数ヶ月で決めたいと思います.春先よりかは少し見えてきてる気はするのですが.
最近,前より本を読む機会が減ってしまっていると思いましたので,今後,電車の中で本を読むよう心がけます.昼間の電車は節電のため,消灯されてますが汗
最近,前より本を読む機会が減ってしまっていると思いましたので,今後,電車の中で本を読むよう心がけます.昼間の電車は節電のため,消灯されてますが汗
ポン骨さんへ、
この本の著者の主張が正しいのかどうかよく分かりませんが、夢とか希望というものは、現状に対する不足感や飢餓感から生まれてくるという側面もあるので、満ち足りている名古屋人には少ないという観察は当たっているのかもしれません・・・。
本を読むのは大変結構なことだと思います。ただ、つまらぬ本を読むのは時間の無駄なので、できるだけよい本を探すことが重要だと思います。(機会があれば読書についても書いてみたいと思っています。)
この本の著者の主張が正しいのかどうかよく分かりませんが、夢とか希望というものは、現状に対する不足感や飢餓感から生まれてくるという側面もあるので、満ち足りている名古屋人には少ないという観察は当たっているのかもしれません・・・。
本を読むのは大変結構なことだと思います。ただ、つまらぬ本を読むのは時間の無駄なので、できるだけよい本を探すことが重要だと思います。(機会があれば読書についても書いてみたいと思っています。)
ポン骨さんへ(追加)
活躍している有名人でも、学生時代は現在に繋がるようことは全く考えてはいなかったというひとは結構多いので、あまり気にする必要はないと思います。
なお、今回の本は特にためになるというほどでもないので、私の推薦図書ではありませんので、念のため。
活躍している有名人でも、学生時代は現在に繋がるようことは全く考えてはいなかったというひとは結構多いので、あまり気にする必要はないと思います。
なお、今回の本は特にためになるというほどでもないので、私の推薦図書ではありませんので、念のため。

