2011年 07月 16日
凡器を抱き安らかに生く |
たまたま、医院の待合室で眺めていた週刊誌のコラム記事で目にとまり、思わず手帳にメモをしてしまった言葉である。広辞苑の編者で言語学者の新村出(しんむら いずる)の歌であり、全文は
「小器われ晩成もせず永らえて凡器を抱き安らかに生く」
というものである。調べてみたら、今年の1月4日の読売新聞の編集手帳に出ていたそうで、この歌には大いに感ずる人が多いようで、ネット上でも多数の感想が載せられていた。
歌の前半からは、志を達することができなかった無念の思いともいうべきものが伝わってくるが、最後の安らかに生くという言葉が、すべての煩悩を乗り越えて安らかで幸せな心境に至ったことを表していて、一挙にホッとした気持ちにさせられる。よい歌だなあと思う。
石川啄木の「友が皆われよりえらく見ゆる日よ花を買い来て妻と親しむ」という歌が、若い世代の共感を呼ぶとしたら、この歌は多くの年長者の共感を呼ぶものなのだろうなとも思った。
こういう歌に出会ったときは、あまり、余計な言葉は発しないほうがよいような気がするので、今回は歌の紹介のみで筆を置くこととする。
「小器われ晩成もせず永らえて凡器を抱き安らかに生く」
というものである。調べてみたら、今年の1月4日の読売新聞の編集手帳に出ていたそうで、この歌には大いに感ずる人が多いようで、ネット上でも多数の感想が載せられていた。
歌の前半からは、志を達することができなかった無念の思いともいうべきものが伝わってくるが、最後の安らかに生くという言葉が、すべての煩悩を乗り越えて安らかで幸せな心境に至ったことを表していて、一挙にホッとした気持ちにさせられる。よい歌だなあと思う。
石川啄木の「友が皆われよりえらく見ゆる日よ花を買い来て妻と親しむ」という歌が、若い世代の共感を呼ぶとしたら、この歌は多くの年長者の共感を呼ぶものなのだろうなとも思った。
こういう歌に出会ったときは、あまり、余計な言葉は発しないほうがよいような気がするので、今回は歌の紹介のみで筆を置くこととする。
by sakuraimac
| 2011-07-16 13:29
| 人生
|
Comments(2)
若くても感じます。
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