2011年 11月 29日
マック |
マックというと、マクドナルドのハンバーガか、Apple社のMacintosh コンピュータのことを人は思い浮かべると思うが、私のブログネームに含まれている mac というのは、そのどちらでもなく、2年前に死んだ我が家の飼い犬の柴犬の名前である。
柴犬は、子犬のころは人なつっこくてとてもかわいいのだが、1年ほど経つと急に気難しくなる。
かわいくないやつだと思ったことも何度もあったのだが、家内と娘はこの犬をひどくかわいがっていて、今でも遺影を財布の中に入れてなつかしんでいる。
家にはマックの小さな祭壇があって、家内はお供えものを今でも絶やさない。
私も、よくない思い出は薄れてきて、かわいかった頃の思い出のみが残り、時々祭壇のマックの写真に向かって話しかけたりしている。
ペットというのは、昔と違って今では完全に家族の一員になってしまっているのだなあとつくづく思う。
ところで、話は変わるが、このブログで、スティーブ・ジョブスを礼賛していた割には、私は、まだAppleのコンピュータに一度も触ったことがないことに気がついた。iPod-touch と iPad を愛用しているのだから、Mac も使ってみなければ片手落ちだと思い、先日、Mac Book Air を購入してみた。
製品が届いたときの第一印象は、まず梱包箱がとてもしゃれていることであった。普通のPCの無粋なダンボール箱とは全く違っていて、プレゼントを開けるときのようなワクワクする気持ちをいだかせる包装である。
本体を取り出してみると、デザインが素晴らしく、手ざわりが大変心地よい。工業製品の域を超えた芸術作品とさえいえる出来栄えである。
立ち上げてみると、うわさにたがわず起動が非常に早い。操作はWindows とはだいぶ様子が異なるので、慣れるのに時間がかかるが、iPadでそれなりに親しんでいるためか、大きな違和感はない。
ただ、ネットワークとか、キーボードの設定などに関しては、ちょっととまどう部分が多かった。また、メールのフォルダ設定なども分からないことが多く、説明書がないので、どうやって調べたらよいのかが分からずかなり苦労した。
しかしながら、確かに使い心地はよい。大学事務局との間の、Excel と Word のやり取りや、ネットワークコンピュータへの対応がなければ、Macに乗り換えようかなとさえ思わせるような魅力がある。仕事ではなく趣味の分野で使うには、Macのほうが断然心地よさそうだ。
まだ、全く使いこなせてはいないが、世の中の熱烈なMacファンの気持ちがそれとなく分かるような気がしてくる。
音がどこから出てくるのかよく分からないのだが、超薄型のPC にしては音質が非常によい。さすがにiPod で音楽プレーヤを普及させた Apple だけに音にもこだわりがあるようだ。
これだけよく出来ている製品なのに、不思議なほど値段は安い。HDDではなくフラッシュストレージを搭載しているのにもかかわらず、84GBモデルで、84,800 円である。よくこの値段で作れるものだと感心する。
あと細かいところの気配りが気持ちよい。他社のPC では、大きくて無粋なAC電源アダプタも (何故、誰もこれを改良してくれないのかと長年に不満に思ってきたのだが)、スマートでコンパクトである。
本体のコネクタ部に電気ポットのように磁石で吸いつくのも気がきいている。この辺は家電の感覚を入れた、まさにジョブズ氏のユーザの心を掴む真骨頂ではないかと思わせる。
一点だけ不満なことは、Flash が入っていないということである。これは、ユーザを無視した対応と言わざるを得ない。ジョブス氏の信念なのだそうだが、それは信念ではなく単なる頑固というべきものなのではないか。(わざわざ時間をかけてインストールしなければならないので大変面倒である。)
時間ができたら、これから、iPad との間の連動を試みてみたいと思っている。
以上、Mac使用の初印像の報告ですが、Mac はまだ初心者なので、色々、情報・アドバイスがあれば、いただけると嬉しく思います。
柴犬は、子犬のころは人なつっこくてとてもかわいいのだが、1年ほど経つと急に気難しくなる。
かわいくないやつだと思ったことも何度もあったのだが、家内と娘はこの犬をひどくかわいがっていて、今でも遺影を財布の中に入れてなつかしんでいる。
家にはマックの小さな祭壇があって、家内はお供えものを今でも絶やさない。
私も、よくない思い出は薄れてきて、かわいかった頃の思い出のみが残り、時々祭壇のマックの写真に向かって話しかけたりしている。
ペットというのは、昔と違って今では完全に家族の一員になってしまっているのだなあとつくづく思う。
ところで、話は変わるが、このブログで、スティーブ・ジョブスを礼賛していた割には、私は、まだAppleのコンピュータに一度も触ったことがないことに気がついた。iPod-touch と iPad を愛用しているのだから、Mac も使ってみなければ片手落ちだと思い、先日、Mac Book Air を購入してみた。
製品が届いたときの第一印象は、まず梱包箱がとてもしゃれていることであった。普通のPCの無粋なダンボール箱とは全く違っていて、プレゼントを開けるときのようなワクワクする気持ちをいだかせる包装である。
本体を取り出してみると、デザインが素晴らしく、手ざわりが大変心地よい。工業製品の域を超えた芸術作品とさえいえる出来栄えである。
立ち上げてみると、うわさにたがわず起動が非常に早い。操作はWindows とはだいぶ様子が異なるので、慣れるのに時間がかかるが、iPadでそれなりに親しんでいるためか、大きな違和感はない。
ただ、ネットワークとか、キーボードの設定などに関しては、ちょっととまどう部分が多かった。また、メールのフォルダ設定なども分からないことが多く、説明書がないので、どうやって調べたらよいのかが分からずかなり苦労した。
しかしながら、確かに使い心地はよい。大学事務局との間の、Excel と Word のやり取りや、ネットワークコンピュータへの対応がなければ、Macに乗り換えようかなとさえ思わせるような魅力がある。仕事ではなく趣味の分野で使うには、Macのほうが断然心地よさそうだ。
まだ、全く使いこなせてはいないが、世の中の熱烈なMacファンの気持ちがそれとなく分かるような気がしてくる。
音がどこから出てくるのかよく分からないのだが、超薄型のPC にしては音質が非常によい。さすがにiPod で音楽プレーヤを普及させた Apple だけに音にもこだわりがあるようだ。
これだけよく出来ている製品なのに、不思議なほど値段は安い。HDDではなくフラッシュストレージを搭載しているのにもかかわらず、84GBモデルで、84,800 円である。よくこの値段で作れるものだと感心する。
あと細かいところの気配りが気持ちよい。他社のPC では、大きくて無粋なAC電源アダプタも (何故、誰もこれを改良してくれないのかと長年に不満に思ってきたのだが)、スマートでコンパクトである。
本体のコネクタ部に電気ポットのように磁石で吸いつくのも気がきいている。この辺は家電の感覚を入れた、まさにジョブズ氏のユーザの心を掴む真骨頂ではないかと思わせる。
一点だけ不満なことは、Flash が入っていないということである。これは、ユーザを無視した対応と言わざるを得ない。ジョブス氏の信念なのだそうだが、それは信念ではなく単なる頑固というべきものなのではないか。(わざわざ時間をかけてインストールしなければならないので大変面倒である。)
時間ができたら、これから、iPad との間の連動を試みてみたいと思っている。
以上、Mac使用の初印像の報告ですが、Mac はまだ初心者なので、色々、情報・アドバイスがあれば、いただけると嬉しく思います。
by sakuraimac
| 2011-11-29 13:06
| 生活
|
Comments(2)
Commented
by
トムハンクス
at 2011-12-05 17:00
x
Apple製品は確かに一度使うと離れられなく魅力がありますね。
「プレゼントを開ける時のワクワク感」というのは非常に大事なポイントだと自分も思います。
買い物には買うことで気持ちが満足する側面もあるので、こういった消費者への心使いが広く浸透すると嬉しいです。
「プレゼントを開ける時のワクワク感」というのは非常に大事なポイントだと自分も思います。
買い物には買うことで気持ちが満足する側面もあるので、こういった消費者への心使いが広く浸透すると嬉しいです。
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Commented
by
sakuraimac at 2011-12-05 20:35
トムハンクスさん、コメントありがとうございます。
本当にApple の製品は不思議な魅力がありますね。ソニーも、かつてはそういう感じがあったのですが、Apple のほうがはるかに上回っているような気がします。天才ジョブズのなせるワザなのでしょうか。
本当にApple の製品は不思議な魅力がありますね。ソニーも、かつてはそういう感じがあったのですが、Apple のほうがはるかに上回っているような気がします。天才ジョブズのなせるワザなのでしょうか。