2012年 01月 18日
ラスベガス |
1/12 ~1/18 に助教1 人と学生4 人とともに、国際会議 ICCE (International Conference on Consumer Electronics) に出席するために、ラスベガスに出張した。
ラスベガスは、この学会の幹事をしている関係から毎年出かけているのだが、今までは、そんなに好きな街ではなかった。マカオと並ぶ世界最大の賭博場(カジノ)、趣味のよくない飾り付けのホテル群、歓楽街、どれにもあまり興味の湧かなかった私は、学会の用が終わると、さっさと何もせずに帰国していた。
ただ、最近、学生を連れて出かけるようになってからは、せっかく高い出張旅費を使って出かけるのだから、この街を少し楽しんでみようかという気になってきた。そういう目でもう一度見直してみると、中々、面白い街であるということが分かってきた。
ネバダ州の砂漠の真ん中に突如として出現したエンターテイメントの街、かつてはマフィアが支配していたが、その後はそれが一掃されて、現在は安心して快適に遊べる米国の一大観光スポットともなっている。
夜に街の中を散策すると、昼間は趣味がよくないと思ったホテル群も、ライトアップされてみると思いのほか美しい。各ホテルが美しい噴水ショーとか、無料の海賊ショーなどの工夫を凝らしたアトラクションを披露しており、お金を使わずにも気軽に楽しむことができる。
ラスベガス独特のホテルのビュッフェも豪華で廉価で、米国ではめずらしく大変味がよい。(今回発見したのは、プラネットハリウッドのスパイスマーケットバフェ。ここは今まで食べた中で最高の味であった。中でも蟹が特別に美味しい。入口の前の長蛇の行列も、米国人でも味が分かるのだと妙に納得してしまう。)
ホテルの宿泊料もカジノの収益のために安く設定されている。
カジノは、大人向けのゲームセンターとも言えるようなものであり、散財するばかりであまり好きにはなれないのだが、各ホテルで開催される世界一流のショーの数々は、さすがにラスベガスならではのものがある。
今回は、日本から事前予約を入れて、ラスベガスでは一番人気と言われるシルクドソレイユのショー「オー」の最上席のチケットを入手して、観劇した。
シルクドソレイユはカナダ発祥の芸術性の高いサーカスを見せてくれる人気の高い団体で、ラスベガスのベラッシオホテルで「オー」を公演して以来、一躍世界にその名をとどろかせたと言われている。一流のエンターテイメントというものを、十分堪能することができた。
ラスベガスを訪問する機会があれば、一見の価値はあると思う。
学会の始まる前に、コンベンションセンターで開催されていた、CE ショー(国際家電展示会)を見学した。これは、最新のテレビやモバイル機器などの情報家電製品が展示される世界最大の展示会であり、日本のテレビや新聞でもさかんに報道されている。
内容の詳細報告は別の機会にゆずるが、韓国のLG Electronicsの有機ELの3D テレビ群の展示が、非常に印象的であった。55 インチの大型の美しい有機EL パネルを完成させた技術力には感嘆するが、3D テレビの出来具合もデモ画像とともに非常によく、3D テレビの可能性を少し見直した。
今回のCE ショーの中では、断突の展示であったと言える。LG の華麗なる展示の前に、かつての家電王国であった日本のメーカーの影が薄くなってしまったことは否めず、大変残念なことでもある。
引き続いて行われた、学会 ICCE のほうは、毎年このCE ショーの後に開催されており、将来の家電製品の研究開発の成果の発表の場である。参加者数 540 名、発表件数 360 件の規模のIEEE の国際会議である。ここでも韓国は非常に勢いがあり、発表件数の半数以上を韓国勢が占めていた。
韓国は、他の学会ではそれほど目立つわけでもないのだが、CE(コンシューマエレクトロニクス)の分野のみで、発表件数が突出している不思議な国である。国の政策とも密接にからんでいるのかもしれない。
我々の研究室からは、テレビ向けの画質改善技術3 件と、デジカメ用の画質補正技術 1 件の研究成果の発表を行った。発表した学生達4 人の慣れない英語をヒヤヒヤの思いで聞いていたが、何とか発表を乗り切ることができ、彼らにとってはよい経験になったと思われる。
我々の研究も、日本の情報家電製品の技術力向上と復活に、微力ながら少しでも貢献できないものかと願いつつ進めているところである。

ラスベガスは、この学会の幹事をしている関係から毎年出かけているのだが、今までは、そんなに好きな街ではなかった。マカオと並ぶ世界最大の賭博場(カジノ)、趣味のよくない飾り付けのホテル群、歓楽街、どれにもあまり興味の湧かなかった私は、学会の用が終わると、さっさと何もせずに帰国していた。
ただ、最近、学生を連れて出かけるようになってからは、せっかく高い出張旅費を使って出かけるのだから、この街を少し楽しんでみようかという気になってきた。そういう目でもう一度見直してみると、中々、面白い街であるということが分かってきた。
ネバダ州の砂漠の真ん中に突如として出現したエンターテイメントの街、かつてはマフィアが支配していたが、その後はそれが一掃されて、現在は安心して快適に遊べる米国の一大観光スポットともなっている。
夜に街の中を散策すると、昼間は趣味がよくないと思ったホテル群も、ライトアップされてみると思いのほか美しい。各ホテルが美しい噴水ショーとか、無料の海賊ショーなどの工夫を凝らしたアトラクションを披露しており、お金を使わずにも気軽に楽しむことができる。
ラスベガス独特のホテルのビュッフェも豪華で廉価で、米国ではめずらしく大変味がよい。(今回発見したのは、プラネットハリウッドのスパイスマーケットバフェ。ここは今まで食べた中で最高の味であった。中でも蟹が特別に美味しい。入口の前の長蛇の行列も、米国人でも味が分かるのだと妙に納得してしまう。)
ホテルの宿泊料もカジノの収益のために安く設定されている。
カジノは、大人向けのゲームセンターとも言えるようなものであり、散財するばかりであまり好きにはなれないのだが、各ホテルで開催される世界一流のショーの数々は、さすがにラスベガスならではのものがある。
今回は、日本から事前予約を入れて、ラスベガスでは一番人気と言われるシルクドソレイユのショー「オー」の最上席のチケットを入手して、観劇した。
シルクドソレイユはカナダ発祥の芸術性の高いサーカスを見せてくれる人気の高い団体で、ラスベガスのベラッシオホテルで「オー」を公演して以来、一躍世界にその名をとどろかせたと言われている。一流のエンターテイメントというものを、十分堪能することができた。
ラスベガスを訪問する機会があれば、一見の価値はあると思う。
学会の始まる前に、コンベンションセンターで開催されていた、CE ショー(国際家電展示会)を見学した。これは、最新のテレビやモバイル機器などの情報家電製品が展示される世界最大の展示会であり、日本のテレビや新聞でもさかんに報道されている。
内容の詳細報告は別の機会にゆずるが、韓国のLG Electronicsの有機ELの3D テレビ群の展示が、非常に印象的であった。55 インチの大型の美しい有機EL パネルを完成させた技術力には感嘆するが、3D テレビの出来具合もデモ画像とともに非常によく、3D テレビの可能性を少し見直した。
今回のCE ショーの中では、断突の展示であったと言える。LG の華麗なる展示の前に、かつての家電王国であった日本のメーカーの影が薄くなってしまったことは否めず、大変残念なことでもある。
引き続いて行われた、学会 ICCE のほうは、毎年このCE ショーの後に開催されており、将来の家電製品の研究開発の成果の発表の場である。参加者数 540 名、発表件数 360 件の規模のIEEE の国際会議である。ここでも韓国は非常に勢いがあり、発表件数の半数以上を韓国勢が占めていた。
韓国は、他の学会ではそれほど目立つわけでもないのだが、CE(コンシューマエレクトロニクス)の分野のみで、発表件数が突出している不思議な国である。国の政策とも密接にからんでいるのかもしれない。
我々の研究室からは、テレビ向けの画質改善技術3 件と、デジカメ用の画質補正技術 1 件の研究成果の発表を行った。発表した学生達4 人の慣れない英語をヒヤヒヤの思いで聞いていたが、何とか発表を乗り切ることができ、彼らにとってはよい経験になったと思われる。
我々の研究も、日本の情報家電製品の技術力向上と復活に、微力ながら少しでも貢献できないものかと願いつつ進めているところである。

by sakuraimac
| 2012-01-18 02:55
| 旅行
|
Comments(2)
お疲れ様です。
CEショーではサムスンがスマートウインドウという透過ディスプレイを出品していたそうで、
実用性はともかく、ぜひこの目で見て触ってみたいものです。
CEショーではサムスンがスマートウインドウという透過ディスプレイを出品していたそうで、
実用性はともかく、ぜひこの目で見て触ってみたいものです。
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スマートウインドウは大変興味深いものでした。テレビのディスプレイとしては?ですが、電子シャッターの機能は印象的でした。将来は色々な用途がありそうです。

