2013年 03月 06日
沖縄 |
学生時代の友人たちと、沖縄に観光旅行に出かけた。寒い本州とは異なり、暖かい南国の気候と美しい珊瑚礁の海はとても気持ちがよかった。海岸沿いの景色のよいゴルフ場でゴルフをやった後、首里城、美ら海水族館、今帰城跡などを回った。季節柄か、観光客がとても多かった。
沖縄は、地図を見ると日本本島よりは台湾のほうに近い。そのせいか、歴史的には、中国の文化と日本の文化が融合したものを持っている。戦後は米軍の基地のせいで米国の文化が入ってきて、3つの文化が融合した独特の雰囲気ができあがったようだ。
特に芸能関係の有名人を数多く生んでいるのもそのせいかもしれない。
沖縄の人口は約140万人、近年の増加率は2.3%で全国4位とのこと。今回の旅行では、友人の知人で定年後に沖縄に移り住んだという夫婦に会った。気候のよさと独特のゆったりした生活感が魅力のようだ。そういえば、最近まで、長寿の一番の県も確か沖縄だったような気がする。
観光客にとっては、中々快い南国の島であるが、住む人々にとっては、米軍基地の存在は切実な問題のようだ。普天間基地を丘の上から眺めたが、密集した住宅街の真ん中にある。その上を多数の軍用機が低空で飛ぶときの騒音はすごいものであろう。移設問題は緊急の課題でもあることが、現地を見るとよく分かる。
かつての沖縄戦の跡も、各地に残されており、観光気分の中にも沖縄の人々への思いも感じつつ回ってきた旅行であった。
<付記>
沖縄を訪れた機会に、沖縄の基地問題について、ちょっと調べてみた。
現在、日本にある米軍基地の75%は沖縄に集中しており、基地の面積は沖縄本島の1/5 を占めている。飛行場としては嘉手納飛行場と普天間飛行場がある。沖縄の基地は、米国の太平洋地域の戦略拠点として非常に重要な位置を占めている。作戦可能地域としては東南アジア、中国、南ロシアまでを含む。(これだけの重要性を持った基地の移転問題に関して、かつての鳩山首相のノー天気な無責任発言は信じ難い思いがする。)米国の安全保障の傘の下で経済繁栄を享受してきた日本本土の人間としては、基地問題を沖縄だけの問題として捉ええてはいけないのではないかと、改めて感ずる。
歴史的にはやはり沖縄戦を忘れずにはいられない。圧倒的な兵力の米軍の攻撃の前に、民間人を含めて約20万人の犠牲者を出す大激戦となった。いわば、本土防衛のための捨石となって、米軍の侵攻を、3ヶ月間、食い止めた訳である。満州撤退の場合と同じく多数の民間人の犠牲者を出したことは、日本軍当局の人命軽視の責任は非常に大きいと感ずる。(なお、硫黄島と沖縄での日本軍の激烈なる抵抗と米軍側の損害の大きさに、米国は日本本土への上陸に大きな困難さを感じ、それが原爆の投下とソ連の参戦要求を決めた原因となったとどこかで聞いた記憶がある。)
いずれにしても、そのときの多大な犠牲と現在も続く基地による生活破壊の現状というものを、日本本土の人間はもっと理解してやらねばならないということを感ずる。日本政府にとっても、安全保障と住民の犠牲の折り合いの問題は真剣に取り組まねければならない最重要課題なのだろうなと思う。

沖縄は、地図を見ると日本本島よりは台湾のほうに近い。そのせいか、歴史的には、中国の文化と日本の文化が融合したものを持っている。戦後は米軍の基地のせいで米国の文化が入ってきて、3つの文化が融合した独特の雰囲気ができあがったようだ。
特に芸能関係の有名人を数多く生んでいるのもそのせいかもしれない。
沖縄の人口は約140万人、近年の増加率は2.3%で全国4位とのこと。今回の旅行では、友人の知人で定年後に沖縄に移り住んだという夫婦に会った。気候のよさと独特のゆったりした生活感が魅力のようだ。そういえば、最近まで、長寿の一番の県も確か沖縄だったような気がする。
観光客にとっては、中々快い南国の島であるが、住む人々にとっては、米軍基地の存在は切実な問題のようだ。普天間基地を丘の上から眺めたが、密集した住宅街の真ん中にある。その上を多数の軍用機が低空で飛ぶときの騒音はすごいものであろう。移設問題は緊急の課題でもあることが、現地を見るとよく分かる。
かつての沖縄戦の跡も、各地に残されており、観光気分の中にも沖縄の人々への思いも感じつつ回ってきた旅行であった。
<付記>
沖縄を訪れた機会に、沖縄の基地問題について、ちょっと調べてみた。
現在、日本にある米軍基地の75%は沖縄に集中しており、基地の面積は沖縄本島の1/5 を占めている。飛行場としては嘉手納飛行場と普天間飛行場がある。沖縄の基地は、米国の太平洋地域の戦略拠点として非常に重要な位置を占めている。作戦可能地域としては東南アジア、中国、南ロシアまでを含む。(これだけの重要性を持った基地の移転問題に関して、かつての鳩山首相のノー天気な無責任発言は信じ難い思いがする。)米国の安全保障の傘の下で経済繁栄を享受してきた日本本土の人間としては、基地問題を沖縄だけの問題として捉ええてはいけないのではないかと、改めて感ずる。
歴史的にはやはり沖縄戦を忘れずにはいられない。圧倒的な兵力の米軍の攻撃の前に、民間人を含めて約20万人の犠牲者を出す大激戦となった。いわば、本土防衛のための捨石となって、米軍の侵攻を、3ヶ月間、食い止めた訳である。満州撤退の場合と同じく多数の民間人の犠牲者を出したことは、日本軍当局の人命軽視の責任は非常に大きいと感ずる。(なお、硫黄島と沖縄での日本軍の激烈なる抵抗と米軍側の損害の大きさに、米国は日本本土への上陸に大きな困難さを感じ、それが原爆の投下とソ連の参戦要求を決めた原因となったとどこかで聞いた記憶がある。)
いずれにしても、そのときの多大な犠牲と現在も続く基地による生活破壊の現状というものを、日本本土の人間はもっと理解してやらねばならないということを感ずる。日本政府にとっても、安全保障と住民の犠牲の折り合いの問題は真剣に取り組まねければならない最重要課題なのだろうなと思う。

by sakuraimac
| 2013-03-06 19:04
| 旅行
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