2014年 08月 30日
ストックホルム |
スウェーデンのストックホルムで8/25-28に開催された国際会議 ICPR に参加してきた。
ストックホルムは欧州でも人気のある街らしく、Facebook に市内の写真を載せたら、友人たちから、数件のストックホルムを賞賛するメッセージがあったのでビックリした。
緯度は59度で、北海道の札幌の43度に比べると、随分と北に位置している。海流の関係で温暖とはいえ、今回は、気温は10度Cちょっとで、8月なのに寒いくらいであった。
町並みは、趣きのある古い建物が並ぶ美しい北欧の街である。普通の都市に比べると自動車がずいぶんと少ない。人々は歩くか自転車に乗るようだ。歩行者道よりひろい自転車用の道があちこちにある。
移民問題で苦労しているという話しも聞いたことがあるが、ストックホルム市内は、静かで、道行く人々も現地人と旅行客のみのように見えた。
今回は観光の時間があまり取れなかったのだが、有名な宮殿、ドイツ教会、ノーベル博物館などがあるガムラスタンを見学してきた。ノーベル博物館は外観は古い建物であるが、中身は電子化されていて、検索するとディスプレイに写真と説明が出てくるようになっている。山中教授とか益川教授などを検索して写真を撮ってきた。日本語のパンフレットが用意されていたので、日本人客も多く訪れるようだ。



良かったのは、会議のレセプションが行われた旧市庁舎(City Hall)であった。エステベリーという建築家がヴェネチアに触発されて水際に作った名建築との話を聞いたが、壮大な美しいレンガつくりの建物である。毎年行われるノーベル賞の晩餐会で有名な場所でもあり、外観もさることながら内装も風格があって素晴らしかった。当日は、市長の歓迎の挨拶があり、その後立食のパーティが催された。ノーベル賞の晩餐会と同じ場所で、美味しい食事が出来たのは感激であった。


今回の国際会議 ICPR(International Conference on Pattern Recognition) は隔年開催の画像パターン認識の大きな国際会議であり、40年の歴史を持っている。
画像認識は、自分の専門ではないのだが、必要に迫られて、勉強の意味で参加した次第である。この研究分野は、昔からニューラルネットワークとして長い研究が行われてきており、人工知能に関する幾つかのブームを経て、現在は、Deep Learning を筆頭として人工知能のブームが訪れて多いに盛り上がっているそうである。
人間は目で風景(画像)を見て、そこから色々な情報を取得する(パターン認識)。ところが、その情報取得を機械(コンピュータ)にやらせようとすると、これが至難の技となる。それが実現できれば、人工知能は大幅に進歩し、機械が人間の代替をする(ロボット)の実現も一段と進展するとの期待が大きい。多くの研究者が参加し、またIT企業が近年特に注目している分野でもある。
今回は、発表数が700件、参加者は1000名というから、かなりの大きな会議であった。「画像を認識する」というだけで、世界中にこれだけの研究者が存在するということが驚きでもある。(採択率は50%強というから実際にはこの倍以上の研究者が本会議に応募したことになる。)


画像の研究と言うと、3つの流れがある。映画やゲームで盛んなCG(コンピュータグラフィクス)、顔認識の成果で一般に広まったパターン認識、そして信号処理を源流とする画像処理である。
3つの分野ともそれぞれに大きな国際学会を持ち、近年は、お互いに重なる部分も増えてきて、研究はますます盛んになっている。
人間が、情報を得るには、文字と、音と、画像の3つがある。この中で圧倒的に情報量が多く、また人間の情報処理のメカニズムが複雑なのが画像情報となるので、必然的に研究者の数も増える。
自分の研究分野は、最後の画像処理なのであるが、応用上、CGとパターン認識の技術が必須となってきている。画像処理に最新のCGとパターン認識の技術を取り込んで、より有用なシステムが出来ないだろうかというのが目下の研究課題というか研究の目論見でもある。
今回のストックホルムでの会議は大変勉強になった。
ストックホルムは欧州でも人気のある街らしく、Facebook に市内の写真を載せたら、友人たちから、数件のストックホルムを賞賛するメッセージがあったのでビックリした。
緯度は59度で、北海道の札幌の43度に比べると、随分と北に位置している。海流の関係で温暖とはいえ、今回は、気温は10度Cちょっとで、8月なのに寒いくらいであった。
町並みは、趣きのある古い建物が並ぶ美しい北欧の街である。普通の都市に比べると自動車がずいぶんと少ない。人々は歩くか自転車に乗るようだ。歩行者道よりひろい自転車用の道があちこちにある。
移民問題で苦労しているという話しも聞いたことがあるが、ストックホルム市内は、静かで、道行く人々も現地人と旅行客のみのように見えた。
今回は観光の時間があまり取れなかったのだが、有名な宮殿、ドイツ教会、ノーベル博物館などがあるガムラスタンを見学してきた。ノーベル博物館は外観は古い建物であるが、中身は電子化されていて、検索するとディスプレイに写真と説明が出てくるようになっている。山中教授とか益川教授などを検索して写真を撮ってきた。日本語のパンフレットが用意されていたので、日本人客も多く訪れるようだ。



良かったのは、会議のレセプションが行われた旧市庁舎(City Hall)であった。エステベリーという建築家がヴェネチアに触発されて水際に作った名建築との話を聞いたが、壮大な美しいレンガつくりの建物である。毎年行われるノーベル賞の晩餐会で有名な場所でもあり、外観もさることながら内装も風格があって素晴らしかった。当日は、市長の歓迎の挨拶があり、その後立食のパーティが催された。ノーベル賞の晩餐会と同じ場所で、美味しい食事が出来たのは感激であった。


今回の国際会議 ICPR(International Conference on Pattern Recognition) は隔年開催の画像パターン認識の大きな国際会議であり、40年の歴史を持っている。
画像認識は、自分の専門ではないのだが、必要に迫られて、勉強の意味で参加した次第である。この研究分野は、昔からニューラルネットワークとして長い研究が行われてきており、人工知能に関する幾つかのブームを経て、現在は、Deep Learning を筆頭として人工知能のブームが訪れて多いに盛り上がっているそうである。
人間は目で風景(画像)を見て、そこから色々な情報を取得する(パターン認識)。ところが、その情報取得を機械(コンピュータ)にやらせようとすると、これが至難の技となる。それが実現できれば、人工知能は大幅に進歩し、機械が人間の代替をする(ロボット)の実現も一段と進展するとの期待が大きい。多くの研究者が参加し、またIT企業が近年特に注目している分野でもある。
今回は、発表数が700件、参加者は1000名というから、かなりの大きな会議であった。「画像を認識する」というだけで、世界中にこれだけの研究者が存在するということが驚きでもある。(採択率は50%強というから実際にはこの倍以上の研究者が本会議に応募したことになる。)


画像の研究と言うと、3つの流れがある。映画やゲームで盛んなCG(コンピュータグラフィクス)、顔認識の成果で一般に広まったパターン認識、そして信号処理を源流とする画像処理である。
3つの分野ともそれぞれに大きな国際学会を持ち、近年は、お互いに重なる部分も増えてきて、研究はますます盛んになっている。
人間が、情報を得るには、文字と、音と、画像の3つがある。この中で圧倒的に情報量が多く、また人間の情報処理のメカニズムが複雑なのが画像情報となるので、必然的に研究者の数も増える。
自分の研究分野は、最後の画像処理なのであるが、応用上、CGとパターン認識の技術が必須となってきている。画像処理に最新のCGとパターン認識の技術を取り込んで、より有用なシステムが出来ないだろうかというのが目下の研究課題というか研究の目論見でもある。
今回のストックホルムでの会議は大変勉強になった。
by sakuraimac
| 2014-08-30 17:55
| 旅行
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