2014年 11月 02日
パリ |
国際会議(ICIP2014)に参加するために、10/26-31にパリに出張した。今回は自分の論文発表も無いし、大学の講義も詰まっているので、少し迷ったのだが、貴重な学会であることと、パリの名前の魅せられて、ちょっと無理をして出かけてきた。
パリには、何故かあまり縁が無く、その昔、新婚旅行でちょっと寄っただけである。(シャモニーでスキーがやりたくて冬に出かけたのだが、街には氷が張っているような時期で、後で家内に「夏に行きたかった」とつぶやかれて、自分の好みを押し付けたのはまずかったかなと少し反省してしまった。退職後にはもう一度連れて行かねばと思っている。)
学会出張のときは、普段は観光にはあまり注力しないのだが、滞在場所がパリとなると、さすがに話が違ってくる。見どころが満載だし、美術館の充実度は他の都市を圧倒している。
滞在期間は5日間であったが、会議のスケジュールの間を縫って観光のタイムテーブルを作って何とかやりくりして回ってきた。
感想を書きだすと長くなるので、以下、今回はFacebookに載せた駆け足の観光記録をそのまま簡易に掲載することとします。
初日:ガイドブックの推薦場所を地下鉄とバスで回る。エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、オペラ座の4ポイント。時間が無いので中には入らず外から眺めて写真を撮るのに専念する。(Facebookでは、自分にとっては過去最高の、いいね数62を獲得した。天気がよく絵葉書風に綺麗に撮れた写真が受けたようだ。)
2日目:オルセー美術館に行く。ここは、モネ、マネ、セザンヌ、ゴッホ、ミレーなどの有名な作品が目白押し。マネの笛吹く少年とミレーの晩鐘が見当たらないので、美術館の人に聞いたらTokyoに出張中とのこと。少々の出張でもビクともしないその所蔵作品の豊富さは感動的である。
3日目:ルーブル美術館に行く。入口に大行列が出来ていて、館内もかなりの混雑。広すぎて何を見たらよいのかも分からないので、とにかく館内のモナリザの標識に従って一直線に進む。モナリザの前はすごい人だかり。この美術館だけは写真撮影が自由なのは嬉しい。絵画もさることながら、多くのギリシア彫刻像も素晴らしく、見ごたえがある。
ルーブル美術館の後にオランジュリー美術館に行く。ルーブルとは対照的に静かな小ぶりの美術館。モネの大きな睡蓮が印象的。ルノアール、セザンヌ、ユトリロなども充実していて、落ち着いて鑑賞ができる中々よい美術館だった。
4日目、知り合いからの推薦のあった、マルモッタン美術館に行く。ここは、モネの初期の作品を中心に集めている。「印象・日の出」が代表的な作品。
観光のことばかり書くのは何なので、学会の紹介も少し。ICIPは画像信号処理の大きな国際会議で、学ぶことが一番多い学会なので毎年参加するように心がけている。
今年は画像認識関係の論文発表が多く、全体の1/3くらいを占めていたのが特徴的であった。ここ2,3年、第3次人口知能ブームが訪れているが、その主役となっている、Deep Learning 技術が最も行かされているのが画像認識の分野なので、必然的に論文数も増えているのだろうと思われる。画像認識は専門外なのであるが、今の自分の画像信号処理の研究に色々と取り入れたいことが多いので、今回もまた大いに勉強になった。
註)上記の絵画の写真は、ルーブルだけは実写ですが、他の美術館は撮影禁止なのでネットから拾ってきたものです。
蛇足) パリについて語れる知識は何もないのですが、観光スポットを回ってみた個人感想です。
1.人が歩くのが速い(足が長いせいか)。
2.若い女性に美人が多い(スタイルもいい)。
3.黒人が多い(W杯サッカーチームの比率くらいか)。
4.親切(地下鉄内でフラついたら女性に席をゆずられた。ショック!)。
5.楽器をすごく上手に演奏する人があちこちにいる(思わずお金を払ってしまった)。
6.英語はどこでも誰にでも通ずる(米国のマグドナルドより通じる?)。
7.観光ガイドブックに載っているところはどこも猛烈に混んでいる(中国人観光客が目につく)。
パリには、何故かあまり縁が無く、その昔、新婚旅行でちょっと寄っただけである。(シャモニーでスキーがやりたくて冬に出かけたのだが、街には氷が張っているような時期で、後で家内に「夏に行きたかった」とつぶやかれて、自分の好みを押し付けたのはまずかったかなと少し反省してしまった。退職後にはもう一度連れて行かねばと思っている。)
学会出張のときは、普段は観光にはあまり注力しないのだが、滞在場所がパリとなると、さすがに話が違ってくる。見どころが満載だし、美術館の充実度は他の都市を圧倒している。
滞在期間は5日間であったが、会議のスケジュールの間を縫って観光のタイムテーブルを作って何とかやりくりして回ってきた。
感想を書きだすと長くなるので、以下、今回はFacebookに載せた駆け足の観光記録をそのまま簡易に掲載することとします。
初日:ガイドブックの推薦場所を地下鉄とバスで回る。エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、オペラ座の4ポイント。時間が無いので中には入らず外から眺めて写真を撮るのに専念する。(Facebookでは、自分にとっては過去最高の、いいね数62を獲得した。天気がよく絵葉書風に綺麗に撮れた写真が受けたようだ。)
2日目:オルセー美術館に行く。ここは、モネ、マネ、セザンヌ、ゴッホ、ミレーなどの有名な作品が目白押し。マネの笛吹く少年とミレーの晩鐘が見当たらないので、美術館の人に聞いたらTokyoに出張中とのこと。少々の出張でもビクともしないその所蔵作品の豊富さは感動的である。
3日目:ルーブル美術館に行く。入口に大行列が出来ていて、館内もかなりの混雑。広すぎて何を見たらよいのかも分からないので、とにかく館内のモナリザの標識に従って一直線に進む。モナリザの前はすごい人だかり。この美術館だけは写真撮影が自由なのは嬉しい。絵画もさることながら、多くのギリシア彫刻像も素晴らしく、見ごたえがある。
ルーブル美術館の後にオランジュリー美術館に行く。ルーブルとは対照的に静かな小ぶりの美術館。モネの大きな睡蓮が印象的。ルノアール、セザンヌ、ユトリロなども充実していて、落ち着いて鑑賞ができる中々よい美術館だった。
4日目、知り合いからの推薦のあった、マルモッタン美術館に行く。ここは、モネの初期の作品を中心に集めている。「印象・日の出」が代表的な作品。
観光のことばかり書くのは何なので、学会の紹介も少し。ICIPは画像信号処理の大きな国際会議で、学ぶことが一番多い学会なので毎年参加するように心がけている。
今年は画像認識関係の論文発表が多く、全体の1/3くらいを占めていたのが特徴的であった。ここ2,3年、第3次人口知能ブームが訪れているが、その主役となっている、Deep Learning 技術が最も行かされているのが画像認識の分野なので、必然的に論文数も増えているのだろうと思われる。画像認識は専門外なのであるが、今の自分の画像信号処理の研究に色々と取り入れたいことが多いので、今回もまた大いに勉強になった。
註)上記の絵画の写真は、ルーブルだけは実写ですが、他の美術館は撮影禁止なのでネットから拾ってきたものです。
蛇足) パリについて語れる知識は何もないのですが、観光スポットを回ってみた個人感想です。
1.人が歩くのが速い(足が長いせいか)。
2.若い女性に美人が多い(スタイルもいい)。
3.黒人が多い(W杯サッカーチームの比率くらいか)。
4.親切(地下鉄内でフラついたら女性に席をゆずられた。ショック!)。
5.楽器をすごく上手に演奏する人があちこちにいる(思わずお金を払ってしまった)。
6.英語はどこでも誰にでも通ずる(米国のマグドナルドより通じる?)。
7.観光ガイドブックに載っているところはどこも猛烈に混んでいる(中国人観光客が目につく)。
by sakuraimac
| 2014-11-02 15:36
| 旅行
|
Comments(4)
Commented
by
泥棒
at 2014-11-02 20:29
x
私が学生の頃は超解像がホットな話題でしたが、今は画像認識がホットなのですか?
0
Commented
by
sakuraimac at 2014-11-02 21:38
泥棒さん、お久しぶり。コメントありがとうございます。ホットといえばホットですが、その道を長年研究していた方々にとっては、ようやく日の目を見るようになったということでしょうか。超解像もまだまだ健在で大きなセッションが出来ています。
Commented
at 2014-11-05 14:28
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
sakuraimac at 2014-11-05 16:17
ナースさん、コメントありがとうございます。パリは何とも言えない魅力がありますね。もし差し支えなければ、コメントを公開して頂ければ嬉しいのですが。特に差しさわりのないものと思いますので。よろしくお願い申し上げます。